商品名キーワードの単価が高騰している場合の対処法【2】
こんにちは、さだ丸です。
前回は旅のご報告記事を書いてしまいましたので、今回は予定していた、商品名キーワードの単価が高騰している場合の対処法の2つ目について解説したいと思います。
商品名キーワードは反応が良い、という事で商品名キーワードを使いたくなるのですが、そうすると他のアフィリエイターとの競合は避けられません。
ならばどうすれば良いと思いますか?
商品名キーワードを使わなければ良いのです。
「何を言ってるの?」と思いましたか?順を追って説明しますね。
私が良く例に出すニキビ用化粧品のプロアクティブについてですが、以前タレントの眞鍋かをりさんがCMに出演されていましたよね。
プロアクティブを買いたいと思っているが、中にはその商品名を知らなかったり忘れている人がいます。そういう人達は、「眞鍋かをり ニキビ」というようなキーワードで検索して商品を購入しようとするでしょう。
つまり、「眞鍋かをり ニキビ」という商品名を含まないキーワードを出稿する事で、商品名を知らない・忘れている人を取りこぼさず拾っていくのです。
このような「置き換えキーワード」は商品名は含みませんが、その商品に関心がある事が読み取れるキーワードですので、商品名キーワードと比べても反応率は遜色ないと言えます。
商品名キーワードに比べると検索数は少なくなりますが、競合は明らかに少ないですから、面倒臭がらずに出稿すべきですね。
どうしても検索数にばかり目が行きがちですが、検索数が多くても広告の掲載順位が非常に低ければ、結局ほとんどクリックされない事もあります。検索数と競合の多さという2つの関係で、どの程度クリックされるのかが決まる事を理解しておきましょう。
置き換えキーワードとしてタレント名を挙げましたが、それだけではありません。
その商品ならではの特徴を表わすキーワードが見つかる事があります(1語のみの単体キーワードかもしれませんし、2語以上の複合キーワードかもしれません)。その商品に大きな特徴があれば広告主はその特徴を大々的にアピールしようとして、たいてい販売ページのトップに要のキーワードが掲載されている事が多いものですから、それらは容易に見つかります。そういったキーワードも、もれなく出稿しておきましょう。
なんらかのCMや広告で、その商品の特徴を表わすキーワードだけを覚えている検索ユーザーにダイレクトに訴求出来る方法ですので、かなりオススメですね!
ここでひとつ注意があります。
広告にタレントが出演している場合、広告主とタレントは契約を結んでいます。
現在、販売ページに出演しているタレントの名前を広告文に出稿する事は問題ないはずですが、過去に出演していたタレント名をそのまま広告文に出稿するのはNGです。契約が切れているのですから、勝手にタレント名を使用すればクレームが来る可能性があります。その場合は、せめて「眞鍋か○りさん」というように伏字を入れるなどの対応を忘れないで下さい。
もちろん、ASPでのプログラムの規定もしっかり確認して下さい。タレント名との組み合わせが許可されていない事がたまにありますので。
ここでひとつアドバイス!
アフィリエイトで扱いのある商品は、テレビ・ラジオ通販や雑誌・新聞広告などで紹介されている事が多々あります。普段からそういったものをチェックしておく事で、集客に使えそうなタレント名や特徴のあるキーワードが見つかる事があります。
でもその為には、ASPで取り扱いのあるプログラムを普段からチェックしておかなくてはなりません。そうして普段から蓄えておいた情報が、テレビ通販などを見ている時に「これ使える!」といように、キーワードのアイデアを生み出してくれるのですね。
そうは言っても、膨大なプログラムを一度にチェックするのは難しいですよね?そういったときは、ASPで「売り上げランキング」や「メディア掲載」といった情報が掲載されていますので(A8.netでは、「プログラム選びのヒント」のページにまとめられています)、そちらをぜひ参考にしてみて下さい。
現在、どういった商品が注目され、売れているのかが分かると思いますよ!
今回は、商品名キーワードを使わずに指名買いの検索ユーザーを集客する方法を解説しましたが、これは競合の少ないところを狙うためだけのものではありません。
商品名キーワードでの広告出稿を禁止しているプログラムは多いですが、そういったプログラムでも広告出稿が可能になる方法でもあるのです。というか、「商品名キーワードが禁止されている場合の対処法」として解説した方が良かったかもしれませんね。
商品名キーワードが禁止だから、と簡単にあきらめるのではなく、「何か使えるキーワードはないかな~」と考える習慣が大切なんですね。こういったところでライバルとの差が付くのですから。