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PPCアフィリエイトでの夜回し、地域限定配信のリスクについて
こんにちは、さだ丸です。
最近は、広告の「夜回し」や「地域限定配信」といった
PPCアフィリエイトのグレー手法の現状についてお話していますが、
今回はグレー手法に手を出す事によるリスクについて解説したいと思います。
まず当然の事ですが、
商品名キーワードがNGの商品をその商品名で広告出稿していて、
広告主に見つかれば提携解除される可能性があります。
ASPから広告取り外し依頼の連絡が来るのはまだ良いほうで、
告知なく一発で提携解除される事も
珍しくありません。
ところで、グレー手法を使う事で広告主に
見つからないように広告を出せると思いますか？
とんでもない！
広告主やASPは当然気付いていますよ。
アフィリエイターの浅知恵に気付かないわけがありません。
その証拠に、夜間であっても広告のチェックが行われている事は、
ASPからのメールで頻繁に知らされています。
審査の厳しい金融系のプログラムなどは、
リスティング違反がないかと共に、
広告ページ自体の内容も日常的にチェックされます
（アクセス解析を見ていれば分かります）。
あと、アフィリエイターはみんな仲間などと思ってはいませんか？
アフィリエイターの中には、
リスティング違反をしていると思われる広告ページを調べて、
そのリンクタグをASPに通報する人もいるようです
（もちろん私はしていませんが）。
すでに広く知れ渡ってしまったこのグレー手法は、
もう長くは通用しないと考えるべきです。
もし、この手法によって売り上げの大半を担っているのでしたら、
早急に取り組み方を見直すべき時機が来ている、という事です。
グレー手法によるリスクは、
プログラムの提携解除に留まりません。
売れ筋案件の提携解除は、確かにショックな事です。
でも、「また別のASPで同じ案件を提携すればいいか♪」などと
考えていると、さらに痛い目を見る事になります。
リスティング違反を一度や二度したくらいでは問題ないのですが、
違反を何回も繰り返すと、ASPから強制退会させられる可能性があります。
強制退会について事前に警告が来るのならまだしも、
事前警告なしにいきなり退会措置が取られる事もあります。
これが仮に、案件数が群を抜いて充実している
A8.netだったとしたどうでしょう？
かなりの痛手となるのは、
想像に難くありません。
一度退会させられると、再登録は不可能となります。
あと、不正を行ったアフィリエイターの情報は、
主だったASPの間で共有されているのは、ご存じですか？
アフィリエイトリンクの不正な大量クリックなど、
詐欺的な方法で報酬を獲得しているアフィリエイターが
多くのASPを渡り歩いて不正を繰り返す事を防いでいるのです。
主なASPは「日本アフィリエイト・サービス協会」に加盟していて、
こういった不正アフィリエイターの情報を共有する事で、
新規登録する事を防いでいるのです。
リスティング違反は詐欺とまでは言えませんので、
情報共有の対象にはなっていないと思うのですが、
確定的な事は言えません。
いずれにせよ、アフィリエイトで不正を働く、という事は、
アフィリエイト活動における「死亡宣告」を受ける事になりかねない、
という事です。
これはかなり稀な事例だと思うのですが、
リスティング違反によって広告主から
損害賠償を請求される可能性がないわけではありません。
広告主がPPC広告を商品名で出稿していた場合、
アフィリエイターがPPC広告を出稿していると、
当然キーワード単価の増加を招きます。
さらに、PPCアフィリエイターへの高額な報酬も
支払わなければならないなど、
広告主にとってプロモーション費用の増大を
招く事になるのですね。
その損害を賠償しろ、という事に
なりかねないのです。
いかがでしょうか？
ここまでの話を聞いて、
それでもPPCアフィリエイトでグレー手法を行いますか？
目先の報酬を優先して、
アフィリエイトの機会を永遠に失うだけの理由は、
どこにもない、と思います。
以前からPPCアフィリエイトというと、
どうしてもスピード面ばかりが強調されて、
そこに偏重した手法ばかりに目が行きがちなように思います。
その極端なものが、
いわゆるグレー手法という形となって表れているのだと思います。
これからのPPCアフィリエイトは、
安心して長く続けられる手法へとシフトしていく必要があると思います。
このブログでは、
これからのPPCアフィリエイトについて考えていきたいと思います。