ドロップシッピングであっても、別の集客サイトを持つべき理由
前回の記事では、私が実践している「アフィリエイトを行いながらドロップシッピングも
取り入れていく方法」についてはじめて公開しました。
簡単にまとめると、「集客サイトを作り、アフィリエイト商品とドロップシッピング
商品の両方を紹介する」というものでした。
集客サイトを作るこの方法は、私がドロップシッピングオンリーだった時期から
行ってきたものであり、この方法のおかげで「リアルドロップシッピングショック」
の時でも被害を最小限に抑えられたのでした。
アフィリエイトにしろドロップシッピングにしろ、サイトにSEO対策を施したり、
サイトをPPC広告に出稿するなどしてネット上からの集客を図ります。
前回の記事を参照していただきたいと思いますが、アフィリエイトの場合は
自分が作成した集客サイトへお客様を呼び込みます。
集客サイトが無料ブログ等である場合、突然のサービス停止によってサイトが
一瞬にうちに消滅してしまう可能性があります。また、無料ブログ運営者が
アフィリエイトを推奨していない場合、サイトを消されてしまう危険性が
あります。
でも、有料でサーバーを借りてそこに集客サイトを置けば、突然サイトを
消される心配はありません。私も、そうしています。
このようにアフィリエイトは、きちんとした手順を踏めば、安定した「自分の城」を
持つ事が出来るのです。
それに対し、もしものようなプロバイダー型のドロップシッピングは、DSPが提供
してくれる商品販売サイトに対して集客を図るのが通常の方法です。
ドロップシッピングを実践している方は、この商品販売サイトが突然消えてしまう
なんて事は想像していないかもしれません。しかし、私は、その「万が一の事態」は
想定しておくべきだと考えていました。
そして、その万が一の事態が現実のものとなったのが、私が当時利用していた
リアルドロップシッピングのサービス停止でした。
ほとんどのリアルのドロップシッパーは、リアルが用意した商品販売サイトに集客を
行っていました。
そして、2011年に訪れたリアルドロップシッピングの突然のサービス停止という悪夢!
リアルドロップシッピング消滅と同時にサイトも消滅し、これまでせっせと築き上げてきた
SEO対策やPPC広告出稿作業の苦労が、水の泡となってしまったのです。
結果、多くの「ドロップシッピング難民」が生まれてしまったのです。
私の場合は、リアルが用意したサイトに直接集客を行わず、間に集客サイトを挟んで
そこに集客を行っていたので、リアルのサイトが消えたとしても、集客サイトへの
アクセスが無くなる事はありませんでした。
リアルドロップシッピングで扱っていた商品と同じものがもしもドロップシッピングに
あれば、もしものサイトへ誘導するように、集客サイトのリンクを書き換えるだけで
済んだのでした。
このようにして、あの「リアルドロップシッピングショック」の時にも、被害を最小限に
食い止められました。
アフィリエイトの場合は数多くのASPが存在していますので、利用しているASPの
ひとつが仮に消えたとしても、他のASPへ誘導するように集客サイトからのリンクを
書き換えればOKです。
しかし、ドロップシッピングは、もしもが提供している販売サイトひとつだけ、という事に
なりますので、一企業が提供しているサービスである以上、万が一のリスクを
念頭に置いておくべきでしょう。
ドロップシッピングを実践する方は、せめて集客に関しては直接もしもの販売サイトに
行わず、間に集客サイトを置く、という事を試みて欲しいと思います。