アフィリエイトが副業に向いている理由
今回は、副業をする上で理想的なビジネスの条件について考えてみたいと思います。
【1】 わずかな資金で始められて、商品在庫を抱える必要がない
まず、アフィリエイトは非常に副業に向いているビジネスです。アフィリエイトは、ASPで利用登録を済ませるだけですぐに始められます。怪しげなネットワークビジネスのように加盟金を要求される事はありません。
アフィリエイトと比較されるドロップシッピングでは、高額な登録費用を要求するところがあります。最大手の「もしもドロップシッピング」なら無料ですので安心ですが、中には怪しげな業者もありますので注意が必要です。
また、商品在庫を抱えるビジネスは、当然仕入れの為の経費が必要という事です。仕入れ以上の値段で売れればいいですが、売れなければ在庫として負債を抱える事になります。
PPCアフィリエイトでは、他のアフィリエイトと比べて唯一、広告費という費用が必要になります。こればかりは、お小遣いから支出するなどして用意する必要がありますが、自己アフィリエイトなど、少しの作業で費用を稼ぎ出せる程度のものです。
以前なら、数千円や数万円程度の費用でビジネスを始められるという事は考えられなかったのです。日本でアフィリエイトが登場してからまだ十数年程度ですが、長い歴史の中で見ればちょうど今、誰にでも副業を始められる環境が誕生した、と考えていいでしょう。
【2】 少ない作業で収入が発生する
サラリーマンは1日に最低8時間、会社に拘束されます。実際には通勤時間などもあって8時間では済みません。
過酷な残業や休日出勤も当たり前、といったサラリーマンも多いです。サラリーマンは人生の内、いったいどれだけの時間を会社に捧げているのだろう、と思います。
そんな中で副業に取り込もうというのですから、やらなければならない作業が多く、時間がかかる副業は無理だ、というのは当然ですね。
でも、少ない作業で収入が発生する、なんて都合の良い事があるのか?という疑問が出てきますよね。
せどりやオークションといった副業であれば、商品の仕入れや出荷といった作業が必要になりますので、作業量が減れば収入は減ります。作業を止めれば、当然収入は発生しなくなります。
これは、せどりやオークションといった副業は、「労働所得」に属するものだからです。つまり、作業という「労働」をしなければ収入が発生しないものなのです。
これに対し、アフィリエイトは収入が発生する「仕組み」を構築するものです。その仕組みを構築するのには時間がかかりますが、仕組みが上手く働きだすと、ある程度放ったらかしにしていても収入が発生し続けます。
収入が労働に依存しない、いわば「不労所得」といわれるものです。時間の限られたサラリーマンにとっては、これは見逃せない点です。
私は、会社での仕事中にでもアフィリエイトの売り上げをチェックしていますが、3万円の報酬発生などがあったりすると、思わずガッツポーズですよね^^。会社での日給を超えちゃった、という事は珍しくはありません。
ただ、勘違いしていただきたくない事があります。それは、アフィリエイトによる不労所得は、決して楽して金儲けが出来るものではない、という事です。
アフィリエイトによる収入発生の仕組みを作り上げるのには時間がかかります。「給料少ねぇなぁ」といいながら帰宅後もボーっと過ごしていたり、休みの日には遊びに行ったりしている人を尻目に、コツコツとアフィリエイトの作業に取り組んでいる人が不労所得という成果を受け取れるのです。
アフィリエイトで成功する人は、「時間がない」などという言い訳はしません。なんとしてでも時間を捻出して作業に取り組みます。分からない事があれば、自分で色々調べて勉強します。
これは、私が経験してきた道そのものです。当然、犠牲にしてきたものもあります。今までと何一つ変わらずに、不労所得を得ようなどというのは、あまりにムシの良すぎる話です。
ちょっと耳の痛い話になってしまいましたが、甘い幻想を抱いて失敗するのでは悲しいですからね。アフィリエイトをやるからには、「覚悟」を決めて取り組む事が成功への近道です。
今回は、アフィリエイトが副業に向いている、という話で終わってしまいましたが、次回はさらにPPCアフィリエイトに焦点を当ててみたいと思います。